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素麺は奈良時代に、遣唐使によって大陸から伝えられたと考えられています。当時は麦縄(索餅/むぎなわ)と呼ばれる縄状の麺であったようです。油をつけて麺を延ばす技術を伝えられた鎌倉時代から、索麺/そうめんと呼ばれる細長い麺になり、室町時代には現在とほぼ同じ形になりました。

播州の素麺づくりの歴史は古く、斑鳩寺(揖保郡太子町)の古文書「鵤庄引付」(1418年)に”サウメン”の記述があります。

年号でいえば「応永」ですから、室町時代の話です。また、伊和神社(宍粟郡一宮町)社殿造営の祝言に”素麺”を使う(1461年)等に記録が見られます。

江戸時代には生産量も飛躍的に伸び、龍野藩の「許可業種」として、また藩の「産業奨励政策」などもあり、積極的に素麺づくりが奨励されてきました。

それもこれも清流として名高い龍野市を経て瀬戸内海に流れ込む揖保川の水と、揖保川が作る肥沃な土と広大な農地のおかげです。

揖保川流域では冬の雨、雪の少ない気候を利用して小麦の二毛作が行われてきました。

また近くに素麺づくりにはかかせない塩の名産地「赤穂」があったことも日本一のそうめんの産地を作った大きな理由ではないでしょうか?

 

瀬戸内の温暖な気候と豊かな土壌が播州の麺づくりを発展させた。

 
 
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